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それぞれが殻を破るとき

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Cogmoチームでは、セールス&マーケティングを担っている星です。「TOKYO 2020」が今夏最大の楽しみだったので、延期決定がとても残念です。

さて、新型コロナウィルス拡大の影響で、業務や働き方がだいぶ変わってきている時期だと思います。 わたしの会社でもテレワークの利用制度があり、子の小学校が休校となってからは、最大限に活用し、日々なんとか乗り切っています。

一足先にウィルス感染について終息の兆しを発信している中国では、様々なコトの無人化が進んでいるそうです。
今まで、生活の中でオンライン化が難しく、対人が必要と考えられていたところも、消費者のニーズや焦りをくみ取るように、ネットショッピング、オンライン診療、オンライン授業やEラーニング、デジタルエンターテインメント等、様々なサービスが実際に利用されるようになっています。上海では、絵画やダンスなどの授業もオンライン化を実施しているそうで、驚きました。
日本では、家庭や個人の単位となると、オンライン化のためのアプリDLなど、リテラシー均一化が見えないうちは実施を見送る判断をしそうですが、中国はすでに始まっているんですね。
危機的状況の中で、対人の依存度が高い部分を見直し、デジタル化、無人化、自動化を実現する、中国の経済復興へのサイクルの速さや能力・体力の高さに感銘を受けました。

わたし達の提供するAIサービスについては、昨今の状況に関わらず、ご依頼件数が減りません。AIを使った対人業務の効率化はもちろんですが、情報資産の有効活用や若手への教育ツールにしたい、というご相談もございます。
デジタルで、AIで、企業をご支援していくアイアクトとしては、今こそ経済を力強く支えるパワーを示すときだと心しています。

今週、1日だけ登校した我が家の小学生達も、学校から期間限定Eラーニングのお知らせとID・PWをもらって帰ってきました。共働き家庭での子の自宅学習はまだまだ課題もあります。でも、文句も言ってられません。
世界的に危機的な事態に対して、この状況がまだ続くことも考え、政府や学校に判断や対応を依存するのではなく、各企業、各家庭、個人が、働き方や生活の仕方について(子ども達の教育についても)よく考えて、努力していくことが必要でしょう。既存のやり方がままならない場合は、一度壊してみて建て直してみる等、それぞれが殻を破るときだと思います。

個人的には、オリンピックの開催延期が残念で仕方ないのですが、これを乗り越えたあとの強さは誇れるもの、かけがえのない経験になると思っています。